私が神戸の風俗店で働くことになったキッカケ
神戸の風俗店で働くことを決めたキッカケは十人十色でしょうが、男女問わず多いキッカケはやはり高収入に惹かれてだと思います。
ただ私の場合は少々違っていて、直ぐに雇ってもらえそうだからというのがその理由でした。
今回はそんな私のことを少々お話ししましょう。
実は風俗店に勤務するようになる前は神戸市の西区にあるとある会社で働いておりました。
勤続10年。今思えば時間にルーズな面はありましたけれど、まあまあ真面目にやっていたつもりです。
そんなある日、近いほうが会いやすいという単純な理由で、お付き合いしていた異性から大阪に住んではどうか?という提案を受けます。
当時の住まいは神戸市の兵庫区で相手は大阪住まい。
大阪に住んだら神戸の西の端にある会社まで通勤するのはなかなか大変です。
そんなわけで長年勤めた会社に退社する意向を伝え、大阪での職探しが始まりました。
恋は盲目と申しますが、今思えば大胆な決断を何も考えずに下したと言えましょう。
話を戻します。
30代後半からの急な職探しは難航し、タイムリミットは刻一刻と迫ってきていました。
このままでは無職。それだけは避けなければならない。
そうして焦る中、この状況の発端とも言える異性から新たな提案が。
「風俗のスタッフとかはどう?」
たしかに風俗なら直ぐに雇って貰えるかも?
当時から風俗業に対する偏見はありませんでしたので、早速、条件の合いそうな大阪の風俗店を調べて順番に電話を掛けていきました。
しかし年齢を理由に電話の段階で何度か断られ万事休すかと思われた時、某風俗店から神戸にある系列店なら紹介できますと言われてこの話に飛びつきます。
この時すでに大阪に住むという本来の目的を見失うくらいに切羽詰まっていたのだと思います。
結果、幸いにも採用が決まり、何だかよく分からないままに私の風俗での経歴がスタートしました。
これが私が神戸の風俗店で働くことになったキッカケであり原点です。
人生は山あり谷あり。本当に何が起こるか分からないものですね。
あ、一つ言い忘れておりました。
件のお付き合いしていた方とのご縁は続かず、大阪に住むことも結局ありませんでした。
悔いはないですけれど、何でこうなったのか?と考えることはたまにあります(笑)。