【お題】風邪の予防対策はしていますか?
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【お題】風邪の予防対策はしていますか?

「風邪の予防対策はしていますか?」というお題をいただきました。はい、もちろん、私なりに色々と気をつけています。若い頃は「風邪は気合で治す!」なんて無茶なことを考えていた時期もありましたが、年齢を重ねるにつれて、そして社会人としての責任も増す中で、体調管理の重要性を痛感するようになりました。特に、一度体調を崩すと回復に時間がかかったり、仕事や周囲に迷惑をかけてしまったりすることを考えると、やはり予防が何よりも大切だと感じています。

ビタミンCは私のささやかな味方

私が日常的に意識していることの一つに、ビタミンCの摂取があります。美容のため、というよりは、もっぱら免疫力維持のため、という意識が強いですね。「風邪のひきはじめにはビタミンC」と昔からよく言われますが、ひきはじめだけでなく、普段から積極的に摂るように心がけています。

具体的には、朝食でフルーツをほんの少しですが毎回食べるようにしています。キウイやリンゴ、柑橘類など、いくつかのフルーツをローテーションで取り入れることで、飽きずに続けられています。また、日中もビタミンCが豊富な緑茶を飲んだり、食事の際にはブロッコリーやパプリカといった野菜を意識して選んだり。サプリメントに頼ることもありますが、基本的には食事から摂取することを大切にしています。なんとなくですが、ビタミンCを意識していると、風邪をひきにくくなったような、ひいても症状が軽く済むような気がしています。これは科学的な根拠がどうこうというよりは、「お守り」のような感覚に近いかもしれません。日々の小さな積み重ねが、少しでも健やかな毎日に繋がれば、という思いです。

恐るべし、インフルエンザという存在

風邪の中でも特に警戒しているのが、インフルエンザです。普通の風邪とは症状の重さが格段に違いますし、何より感染力が強いのが厄介ですよね。自分が辛い思いをするだけでなく、家族や職場の人にうつしてしまう可能性を考えると、本当に気が抜けません。

特に冬場は、ニュースでインフルエンザの流行状況をこまめにチェックしたり、人が多い場所へ行く際にはマスクを着用したりと、基本的な対策は欠かさないようにしています。新型コロナ禍以降は手洗いうがいも、もはや生活の一部ですね。帰宅したらまず洗面所に直行し、石鹸で丁寧に手を洗い、うがいをする、というのが習慣になっています。ありきたりなことかもしれませんが、こうした基本の徹底が、感染症予防の第一歩だと信じています。

予防接種との長い付き合い、そしてまさかの「裏切り」…?

そして、インフルエンザ対策の要とも言えるのが、予防接種です。私は、ここ数年、毎年欠かさずにインフルエンザの予防接種を受けています。

実は、予防接種を受けるようになったのは、社会人になってからです。それまでは、「若いから大丈夫だろう」とか「注射は痛いから嫌だ」といった典型的な理由で敬遠していました。特に20代の頃は、予防接種を受けなくてもインフルエンザにかかった記憶がほとんどなく、「自分はインフルエンザには強い体質なのかも」とすら思っていたほどです。若さゆえの過信、というやつですね。

そんな私が予防接種を真面目に受けるようになったきっかけは、ある年の苦い経験でした。それは今から数年前、本当に久しぶり…おそらく20年ぶりにインフルエンザの予防接種を受けた年のことでした。「今年は念のため受けておくか」くらいの軽い気持ちで、秋口に近所のクリニックで接種したのです。これで一安心、と思っていた矢先、なんとその冬、見事にインフルエンザA型に罹患してしまったのです。

予防接種を受けたのに罹患するなんて、正直、ショックでした。「やっぱり予防接種なんて意味ないじゃないか!」と、その時は本気で思いましたね。高熱と関節痛に数日間うなされながら、「あの注射のチクッとした痛みは何だったんだ…時間とお金を返してくれ…」と、やり場のない怒りすら覚えました。その年は、楽しみにしていた予定もキャンセルになり、仕事も数日間休まざるを得ず、同僚にも多大な迷惑をかけてしまい、本当に散々な思いをしました。罹患中の孤独感と罪悪感は、今でも鮮明に覚えています。

罹患した当初は、「もう二度と予防接種なんて受けるものか」と固く心に誓ったものです。しかし、熱が下がり、少し冷静になって色々と調べてみると、新たな発見や考え方の変化がありました。例えば、「予防接種を受けていても罹患することはあるけれど、症状が軽くなる場合が多い」ということ。確かに、高熱は出ましたが、あの時の自分の症状が「軽かった」のかどうかは判断が難しいものの、もし予防接種を受けていなかったら、もっと重症化していたのかもしれない、肺炎などを併発していた可能性だって否定できない、と考え直しました。

また、その時に調べて知ったのですが、インフルエンザワクチンはその年に流行しそうな型を予測して作られるため、完全に型が一致しない場合は効果が弱まることもあるそうです。私が罹患した年も、もしかしたら流行の型とワクチンの型が少しズレていたのかもしれません。そう考えると、一概に「予防接種は無意味だった」と結論づけるのは早計だと気づきました。

それでも私が予防接種を続ける理由

20年ぶりに予防接種を受けてインフルエンザに罹患するという、ある意味「裏切られた」ような経験をしたにもかかわらず、私は翌年以降もインフルエンザの予防接種を受け続けています。

なぜか?

それは、予防接種の最も重要な目的の一つが、「自分自身の重症化を防ぐこと」そして「社会全体への感染拡大を防ぐこと」にあると理解したからです。

自分が罹患した経験から、「予防接種を受けたから絶対に罹らない」というわけではないことは身をもって知りました。しかし、もし自分が予防接種を受けていなかったら、もっとひどい症状に見舞われていたかもしれません。そして、たとえ自分が軽症や無症状であったとしても、ウイルスをまき散らし、体力のない高齢者や基礎疾患を持つ方、小さな子供たちにうつしてしまう「サイレント・スプレッダー」になっていたかもしれないのです。

特に、医療機関や介護施設などで働く方々、小さなお子さんや高齢者の方々と接する機会の多い方々にとっては、予防接種は自分自身を守るためだけでなく、周りの大切な人々を守るための社会的な責任でもあるのだと感じています。自分が感染源にならない、という意識は非常に重要です。

たとえ自分が罹患する可能性がゼロにはならなくても、予防接種を受けることで、万が一罹患した際の症状を軽減できたり、他人への感染リスクを少しでも減らせるのであれば、それは非常に意義のあることだと思うのです。あの苦しい思いをする人が一人でも減るのなら、注射の一時的な痛みくらい、どうってことありません。あの一件以来、私はそう考えるようになりました。

もちろん、予防接種には副反応のリスクもゼロではありませんし、個人の体質や考え方によって判断は異なるでしょう。しかし、私にとっては、予防接種は自分と社会を守るための大切な手段の一つとなっています。

最後に

風邪やインフルエンザの予防対策は、これといった特効薬があるわけではなく、日々の地道な積み重ねが大切だと感じています。ビタミンCの摂取、手洗い・うがい、マスクの着用、そして予防接種。どれも完璧な対策ではありませんが、これらを組み合わせることで、少しでもリスクを減らしていきたいと考えています。

そして何より大切なのは、十分な睡眠とバランスの取れた食事、適度な運動といった、基本的な生活習慣を整えることなのかもしれません。体自身が持っている免疫力を高めることが、あらゆる病気に対する最大の防御策なのでしょう。

これからも、自分に合った予防法を続けながら、元気に毎日を過ごしていきたいと思います。皆さんも、どうかご自愛ください。

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