【5月7日に終わるブログ 1日目】ぼーっとした人 前編
※本記事は2021年4月1日に店長ブログアワード2021としてガールズヘブンに掲載された【ぼーっとした人 前編】を加筆修正したものとなります。
幼い頃から「ぼーっとしている」とよく言われてきました。
忘れ物をしたり物を失くしたり、人の話を聞いてなかったり、兎にも角にも「ぼーっとしている」ように周りからは見えていたようです。
流石に大人になってからは自分で意識して気を付けられるようになったこともあり、あまり言われなくなりましたけど、本質的にはそれほど変わっていない気もします。
例えば今でも変わっていないと思うのは「熟考モード」。将棋やチェスで展開をシミュレートするじゃないですか。あんな感じで色んなことを頭の中でシミュレートしている、と言えば聞こえがいいですが、実際には空想の世界に突然入ってしまうようなもので、はたから見れば目の前に何も無いのに動きが止まっている変な人。
まあ誰にでもあると思いますけど、ただ私の場合その頻度が高めで状況を選ばないというのが少し問題でしょうか。
あ、流石に歩いていて動きが止まることは無いですよ。でも自宅とか安全が確保されている場所だと立ったまま止まっていることも……。
そういえば、人間の脳にはある条件下で意識的な動作を肩代わりしてくれる「オートパイロット」みたいな機能が備わっていると聞いたことがあります。
考え事をしながらでも何となく車を車線に沿って走らせることができるなんてのがその一つ(スマホを触りながらでは駄目だそう)。
ちなみに私は職場で仕事用に靴下を履き替えるのですが、用意している靴下は踝のカッティングの違いで2種類あり、左右それぞれに “L” と “R” のプリントがあるので実質4種類。
しっかりと注意して履けば間違うことは無い筈なのに、”L” が2つだったり踝が左右で違っていたり…洗濯をする段になって前回履いていた靴下が正しいペアでなかったことを初めて知るという有様。
どうやら「オートパイロット」では靴下の微妙な違いまでは無意識レベルで認識されていないようです。
「ぼーっとした人 後編」に続く